ごあいさつ
1 理念と感謝
1973年の創業以来、私たちは「人を愛し社会に貢献する」という理念のもと、地域社会の皆様の支えをいただきながら、資源リサイクル事業に取り組んでまいりました。
現在は、鳥取県西部と島根県東部を中心に、山陰両県で業界のかなりのショアを占めるまでに育てていただきました。
お客様からも、「大成商事に任せれば間違いない」という信頼をいただけるようになりました。
これもひとえにお世話になった地域社会の皆様のおかげだと思っております。
2 企業活動の指針
私たちを支えていただいている地域社会の皆様のニーズにこたえるため、前進する企業として変身・脱皮することは私たちの使命だと考えております。
その使命を全うするためには、以下に述べる三つの事柄が大事であると思っております。
一つは、「循環型社会の構築」です。
循環型社会とは、有限である資源を効率的に利用し、また再生産を行うことで持続可能な形で循環させながら利用していく社会と一般に定義されます。
周知のとおり、日本という国は資源の少ない国です。
そのため、産業廃棄物や一般廃棄物を単なるゴミとしてみるのではなく、それらを少し手直しすることで再利用するとともに再利用できないものは、原料に戻してもう一度新しい形にすることが必要です。
私たちは、この循環型社会の構築へとつながる企業活動をこれまでもそしてこれからも行ってまいります。
一つは、「法令の遵守」です。
法令順守の精神を忘れてしまえば、私たちに未来はないと思っております。
なぜなら、これを忘れた企業活動を行えば、安全・安心な社会の構築を阻害し、地域社会の皆様の信頼を失ってしまうからです。
これを忘れないため、各種セミナーに社員を派遣したり、講師を招いてセミナーを開催するなどの実践を日々行っております。
一つは、「地域密着企業への取組」です。
これまでは、対企業への活動を中心として地域社会の皆様へのニーズにこたえてきた面が大きかったように思います。
もちろん、企業は社会の重要な要素であり、当該活動が重要であることは、今後も変わりありません。
しかしながら、今後はこれに加えて、木材や家屋解体のリサイクルなどにより環境保全に貢献する対個人への活動を重視する地域密着企業としての在り方も目指してまいります。
3 最後に
公共事業の削減、政界的な金融不況など激しい経済環境が押し寄せてきております。
しかし、私たちは、創業以来の理念である「人を愛し社会に貢献する」という言葉を忘れず、地域の皆様の期待に応えられるよう、また信頼されるよう、決して奢ることなく、前向きに日々努力してまいります。
私たち大成商事に今後とも益々のご指導とお引立てを賜りますようなにとぞお願い申し上げます。
代表取締役社長 佐田山一成